【伊丹市】きらびやかな段飾り! 旧岡田家住宅で、明治・大正・昭和の「ひなかざり」が展示されています。
2022年2月4日(土)から3月4日(土)の期間、宮ノ前の旧岡田家住宅で「ひなかざり」が展示されています。明治、大正、昭和の3世代の「ひなかざり」が展示されているとのことで取材にお伺いしました。こちらは「昭和時代の雛飾り」ですが、今の時代にも馴染みのある七段飾りの雛人形です。最上段には、お内裏様(おだいりさま)とお雛様(おひなさま)がすましたお顔で2人並んでいらっしゃいます。「大正時代の雛飾り」は、昭和時代同様に七段飾りですが、雛人形15人全員が最上段にいらっしゃいます。昭和と大正でずいぶんと飾り方が変わっていますね。「明治時代の雛飾り」は、並び方は異なっていますが昭和時代と同様に各段ごとに雛人形が並べられています。明治時代は下段に、”嫁入り道具” や ”台所のミニチュア” を並べることがあったようです。雛まつりの起源は明治時代よりももっと古く、平安時代の源氏物語にも「雛遊び」という「お人形遊び」をしている場面があったようです。雛人形を飾る時に、おこさまが健やかに育ち幸せであるようにと、子の幸せを想う気持ちはいつの時代も変わりませんね。日本に古くから伝わる伝統行事「雛祭り」を大事に伝え残していきたいですね。今年2023年の雛祭りは2022年3月3日 金曜日です。
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