【伊丹市】あの日から今日で29年 昆陽池公園では午前5時46分までロウソクの灯りが灯され続けています

6434人もの尊い命が失われた阪神・淡路大震災が発生したあの日からあと数時間で29年が経とうとしています。伊丹市内にある昆陽池公園では2024年1月16日(火)午後5時46分から1月17日(水)午前5時46分までの12時間「追悼のつどい」が行われています。

今年2024年で第29回となる「追悼のつどい」は第1回の開催から毎年、犠牲者の方々やご遺族の方々に寄り添う思いが込められたテーマが掲げられています。会場の案内によりますと今年2024年 “第29番目” の開催テーマは「懸橋儼存(けんきょうげんぞん)～過去をつむぐ今…～」となっています。

ロウソクの灯りを絶やさず故人を思い寄り添いゆっくり語らう12時間

昨日2024年1月16日(火)午後5時46分から行われている追悼のつどいは黙祷から始まりました。故人のことを思い寄り添いロウソクの灯りを灯し続けることを共有できる貴重な12時間が静かに流れています。失った尊い命と同じ数6434本の献灯のロウソクには「明るい未来」「安らかにお眠りください」「決してわすれません」など追悼の思いと未来へ命をつなぐことの大切さが伝わる心強いメッセージが書かれていました。

あの日の経験や教訓を活かし今私たちができることについて考え行動してみませんか。

今年2024年1月1日、阪神・淡路大震災の発生と同じ月に発生した令和6年能登半島地震発生から2週間が経過しました。「追悼のつどい」主催のボランティア団体「ユー・アイ・アソシエーション」代表 赤松弘揮さんの公式SNSには令和6年能登半島地震の緊急支援活動の様子が投稿されていました。阪神・淡路大震災を経験した伊丹のまちからも支援の輪が広がっています。さらに公式SNSには被災地の不足品の情報や今後の支援活動予定などが書かれています。今私たちができることを考え行動してみませんか。

「追悼のつどい」は1月17日(水)午前5時46分まで昆陽池公園内にある南広場(多目的広場)で行われています。会場の「昆陽池公園」周辺での路上駐車は周辺地域のご迷惑となりますので固くお断りしています。車でお越しの方は昆陽池公園の駐車場をご利用ください！ 「追悼のつどい」開催にご協力お願いします。また追悼のつどいの終了時刻(午前5時46分)までの未明から明け方の昆陽池公園の最低気温は-1.4度となっていますので防寒をしっかり行ってお出かけください。

追悼のつどいが開催されている昆陽池公園はこちら↓