【伊丹市】伊丹珍百景?インスタ映え?天然記念物「2種の樹木に寄生されている大イチョウ」からパワーを受け取ろう!
伊丹市の天然記念物「浄源寺のイチョウ」をご存知ですか?
とても珍しいイチョウの木ということで、浄源寺へ行ってみました。緑が濃い立派な巨木が見えますが、イチョウのシルエットではありません。中へ入ってみると……。
「キリ」と「ムクノキ」の2種類の樹木が寄生している、とあります。(「トチノキ」も寄生しているという記述も他の文献などには見られます。)寄生している木も寄生されている木もどちらの樹勢も旺盛というのは大変珍しいことで、学術的な価値も高いのだそうです。樹齢は推定約300年、樹高約20メートル・幹囲約2.48メートル、と書かれてありますが、これは平成11年3月の数字のようですので、更に高くなっているように思います。
土台となっている立派な木の根元は確かにイチョウです。
見上げると、イチョウではない葉をつけた木が、イチョウの途中から伸びています。
また違う種類の木も寄生しているようです。
浄土真宗本願寺派である浄源寺は、現在の国道171号線(通称「イナイチ」)沿いにあります。昔は国道171号線は「西国街道」と呼ばれ、参勤交代で西国街道を江戸に向かう際、大イチョウは一里塚的存在であったといわれているようです。
生命力あふれる巨木からパワーを受け取りに浄源寺を訪れてはいかが?
天然記念物のイチョウがある「浄源寺」はこちら↓
(amichan)