【伊丹市】川と川が十字にクロスする大樋橋。専門家に話を聞けば気分は「ブラタモリ」?夏休みの自由研究にいかが?

「地図見てたら川と川が変なことになっている」というので、見てみました。イオンモール伊丹昆陽のすぐ西側。池尻6丁目「大樋橋」のところで天王寺川と昆陽井(こやゆ)川がクロスしています。なんじゃ、これ?


現地を見てみました。まずは昆陽井川上流。天王寺川とぶつかるところで、取水ポンプのようなものでくみ上げられている模様。
昆陽井川上流
そして下流。暗渠から水が流れ出てきています。この後昆陽井川は、池尻を通って、寺本四丁目あたりで分離。最終的には尼崎の庄下川に合流するようです。昆陽井川下流
地上を見るとこんな感じ。天王寺川が下を流れ、その上を水管橋が渡されています。この管の中を昆陽井川が通っているのです。川が立体交差しているのですね。
天王寺川と昆陽井川がクロス
私なんか素人が見ると、「普通に天王寺川に合流させて、また天王寺川から横に水を流せば良いちゃうのん??ポンプでくみ上げる必要もなくなるし」と思ってしまうのですが、どうも水が流れる高さや地面の高低差などの絡みで、そう簡単な話ではないようです。昔から川にまつわる話を聞くと、治水・利水のために人間と自然が知恵比べをしてきたような感じがします。市内の川を調べてみると、面白い歴史に出会える予感。伊丹市立博物館に資料がありそうです。自由研究してみてはいかがでしょうか?
川がクロスする大樋川はこちら↓

(amichan)

amichan

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