【伊丹市】伊丹珍百景。近畿中央病院そば、車塚公園角の円形交差点。5本の道路が放射状に集中する中央の小山の正体は?
まだ日本では珍しい円形交差点。伊丹では車塚公園の角に存在しています。5本の道路が放射状に広がる構図となっています。
北から進入する道路から見た写真がこちら↓
東から進入する道路から見た写真がこちら↓
南東から進入する道路から見た写真がこちら↓
南から進入する道路から見た写真がこちら↓
西から進入する道路から見た写真がこちら↓
いつ造られたものなのかは分かりませんが、1947年の航空写真を見ると、今と同じ状態であったことが確認できます。
中央の円形花壇より放射状に5本の道路が伸びる形ですが、中央の花壇がなんらか重要な地点であったとも思えないので、どういう経緯でこのような構造になったのかは謎のままです。ちなみに「車塚」という地名、「前方後円墳」の別名なのだそうです。このあたりにかつて前方後円墳が存在していたことは確かなようですが、現在はその痕跡を見ることはできません。(下の写真は前方後円墳のイメージ画像)
また、この円形交差点、近年推進されているラウンドアバウト(環状交差点)には指定されていませんので、環状交差点のルールは適用されない模様。通常の信号のない交差点のルールが適用されるようです。
いつ、どういった経緯で作られた円形交差点なのか、夏休みの自由研究にいかがでしょうか?また、情報をお持ちの方はご一報ください。
円形交差点があるのはこちら↓
(amichan)