【伊丹市】緑ヶ丘の麻の葉工房「亘 正幸(わたる まさゆき)」作品展。2019年10月30日~11月5日。観覧無料。ギャラリーきとうにて。70年余の人形作り。絵葉書やタペストリーの販売あり。
伊丹市緑が丘の工房「麻の葉工房」で、70年にわたり人形制作をはじめとした作品作りをしておられる、亘 正幸(わたる まさゆき)さんの個展が、「ギャラリーきとう」にて開催されます。今年79歳になられる亘氏は、幼少より、中原淳一が手掛けた当時最先端の少女向け雑誌「それいゆ」、「ひまわり」等の手芸ページに影響を受けて作品作りを続けてこられました。
多くの作家に師事し、様々な作風を習得した亘先生は、洋風・和風、ぬいぐるみ、紙細工と、異なるテイストの作品を多数制作。その作品群が一堂に並べられています。
とても細かい仕事を、是非ご覧ください。観覧は無料です。
下は、曾我五郎、十郎のお人形。五郎は坂東彦三郎、十郎は中村時蔵の舞台から取ったのだそうです。
以前は大阪の北浜に工房をお持ちだったそうですが、年齢が上がるにつれ、大阪へ通うのが大変になり、ご自宅を改装して工房にされたそうです。遠くは神奈川県からもお弟子さんが習いに来られるお師匠さんで、著書も多数出版していらっしゃいます。
お人形は販売されていないそうですが、絵葉書は2枚(春・秋)で百円だそうです。こちらはお手頃。
カレンダーは12枚で1500円とのこと。
着物帯から制作されたタペストリーは1万5千円から。
亘正幸先生は、やさしくてお話も上手。手芸や手仕事に興味のある方は、先生とお話すればきっと楽しい時間になるはずです。先生の在廊日は、「ギャラリーきとう」に電話かメールにてお問い合わせください。
「ギャラリーきとう」はこちら↓
(amichan)