【伊丹市】アイホールが存続の危機!伊丹市が用途の見直しを検討中。ただいま守る会が署名活動を行っています
JR伊丹駅から歩いてすぐのところに伊丹市立演劇ホール「アイホール」があります。
「アイホール」は1988年にオープンしました。3階までの吹き抜けになった正方形のホールは最大300人収容可能。35に分割された稼働床で舞台と客席を自由にレイアウトできるそうです。(31ブロックの床が昇降するそう) 近隣にホールはいくつもありますが、これほど自由度が高いホールはアイホールだけとのことです。
先日テレビで俳優の佐々木蔵之介さんが「昔、伊丹のアイホールっていう小劇場で舞台に立ってたんですよ」とおっしゃっていてびっくり!もう解散してしまいましたが「惑星ピスタチオ」という劇団に所属され、アイホールで公演を行っていたようです。他にも「劇団☆新感線」もアイホールで公演されていたそうです。
そんなアイホールが今存続の危機に立たされています。伊丹市議会はアイホールの利用者のうち市民の割合が15%しかないこと・採算性が悪いことを理由に演劇に限らない別の使い方を模索しています。(詳しくは伊丹市のHPまで)
そんな状況に危機感を抱いた関西の演劇関係者で「アイホールの存続を望む会」が発足され、ただいま署名活動を行っています。
【アイホールを存続させよう】
兵庫県伊丹市は、使用用途を舞台芸術に限らず、民間企業から事業提案を募っています。舞台芸術以外の新事業が実施されますと、アイホールは事実上廃館になります。
アイホール存続のためご協力をお願いいたします→ https://t.co/S6FXuwMx9H#アイホール存続を望む pic.twitter.com/fTshfKGTwX
— アイホールの存続を望む会 (@aisonzoku) July 21, 2021
アイホール存続に協力されたい方は「アイホールの存続を望む会」のホームページまで。署名や寄付をすることができます。またSNSでも声を上げてほしいそうです。
いつも前を通っていた馴染み深いアイホール。コロナ禍で逆境に立たされた上にそんな危機に陥っていたとは。なんとか伝統と文化が守られてほしいですね。今後どうなっていくのか引き続き見守っていきたいと思います。
◎情報提供ありがとうございました。
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